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小木―直江津結び20年、「こがね丸」最後の航海

旅客の思い乗せ161万キロ、21日に「あかね」就航

2015年4月21日 12時00分 更新

小木―直江津結び20年、「こがね丸」最後の航海

 佐渡汽船(小川健社長、本社佐渡市)の小木―直江津航路を20年にわたり結んできた大型旅客カーフェリー「こがね丸」(4258トン)が20日、最後の航海を終えた。北陸新幹線開業に伴い、重要度を増す同航路は21日から、新造の高速カーフェリー「あかね」(5702トン)に引き継がれる。

 同社によると、「こがね丸」は平成7年4月14日に就航し、航海距離は地球約40周に相当する161万3000キロに及ぶ。最大速力は21・7ノット(時速約40キロ)。最大旅客定員は1210人で、大型バス28台と乗用車8台、または乗用車151台の搭載能力を誇っていた。

 北陸新幹線・上越妙高駅発着の金沢旅行から戻り、最後の小木行きに乗船した佐渡市宮川の男性(61)と妻(60)。船は人生の節目と密接に関わっていた。「上越市の大学に進学した娘と離れ、泣きながら帰ったとき、孫ができて喜びながら会いに行くとき…。こがね丸に乗った時々に歴史があり、当時を思い出す。最後に乗ることができてうれしい」と感慨深く話した。

 同日午後1時の直江津港入港を展望室から見守っていた上越市春日山町1の男性(68)は「(定期運航の姿を見る)最後のチャンスだったので、思い出に残したかった」と熱心に写真を撮影。「新幹線と新しい船で、多くの人が上越に来るようになってくれれば」と期待した。

 「こがね丸」はリベリアの海運会社ブラザー・スターズ・マリタイム社への売却が決定しており、5月中旬から6月末までの間に引き渡す予定。

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