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産出再発見の第一号、「歴史変えたヒスイ」展示

フォッサマグナミュージアム、“新たな目玉“に

2015年5月25日 13時00分 更新

産出再発見の第一号、「歴史変えたヒスイ」展示

 昭和13年に糸魚川市の小滝川で発見されたヒスイの展示が24日、同市一ノ宮のフォッサマグナミュージアムで始まった。ヒスイが糸魚川市で産出されることを再発見するきっかけとなった「歴史を変えたヒスイ」として展示されている。

 ヒスイは古代から珍重されていたが、奈良時代を境に国内での使用がなくなり、発見当時は日本では産出しないと考えられていた。

 郷土の文人、相馬御風は糸魚川にヒスイがあるのでないかと考え、元糸魚川警察署長で大和川発電所管理人の鎌上竹雄氏に調査を依頼。鎌上氏の親せきで小瀧村(現同市小滝)在住の伊藤栄蔵氏が同年8月12日、小滝川支流の土倉沢で発見した。

 この発見により国内の遺跡から見つかるヒスイが糸魚川産であると考えられるようになり、昭和29年、市内の長者ケ原遺跡の調査で確定した。

 再発見第一号となるヒスイは伊藤家に伝わっていたが、18日に栄蔵氏の孫の正義さん(73、茨城県在住)が糸魚川市教育委員会に寄贈した。昭和14年に東北大理学部の河野義礼博士により最初に学術的研究を行われたヒスイと並んで展示され、栄蔵氏が発見時の様子を記した文書や愛用していたハンマーも並んでいる。

 正義さんは「祖父が一番最初に見つけたと大切にしていた。私が持っているより多くの人に見てもらう方が祖父のためになると思う」と思いを話した。

 同館学芸員の宮島宏館長補佐は、「ヒスイの歴史の中でもエポックメイキングとなるもの。(同館の)新たな目玉になります」とその価値を話した。

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