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新井駅・妙高高原駅 周辺整備計画中止へ

背景に事業費増

2016年11月25日 12時18分 更新

 妙高市が妙高高原駅と新井駅の駅舎を含む周辺整備計画で事業を中止することが24日、分かった。事業費が当初予算から大幅に膨らんだことが要因で、市企画政策課の松岡由三課長は「事業費が大きくなり、市単独では対応できなくなった」と説明した。

 30日の市議会定例会本会議後の全員協議会で説明する予定で、今後、地元での説明会も開き、事業中止を市民へ説明する。

 両駅の整備計画は、鉄路を利用する市民や観光客の利便性向上、駅を中心とする商店街の活性化などを目的に平成26年から検討を進め、地元、鉄道、2次交通、観光など関係者の意見を聞くなどして活性化ビジョンをまとめた。特に妙高観光のゲートウェイでもある妙高高原駅については今年3月、駅及び駅周辺整備基本構想を策定。市は同30年度から事業着手する計画で今年度の当初予算に基本設計、測量委託など約5400万円を計上していた。

 当初は両駅合わせて事業費を約14億円と見積もっていたが、妙高高原駅においては接続するエレベーターの老朽化により跨線橋の強度不足、2番線ホーム端から壁までの幅が狭いなどの理由で別途、新設エレベーター専用棟を整備すること、トイレ、観光案内施設の所有・維持管理をめぐってえちごトキめき鉄道と調整がつかないこと、新井駅のエレベーター設置でも妙高高原駅同様の課題があり、事業費は22億円に増加した。

 駅改築事業においては、着工後に埋設配管の支障などに伴いさらなる増額が見込まれる場合や事業費高騰の他事例も勘案すると、最大1・5倍の増額が懸念されることから「駅整備事業の遂行を中止せざるを得ない」と判断した。

 すでにトキ鉄側へは事業中止を報告済み。松岡課長は「これで市は何もしないというのではない」と話し、今後の再検討への含みを持たせた。

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◇11月25日 そのほかのニュース


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