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高校生が「寺町」の菓子製造

上越高食物科と3店舗が協力

2012年8月24日 10時00分 更新

高校生が「寺町」の菓子製造

 歴史と緑の息づく安らぎのまち「寺町」をPRする新たな観光の目玉として、上越市の「寺町まちづくり協議会」(木村廣会長)は、地元上越高食物科生徒と市内菓子店と協力して、寺町をイメージした菓子をつくった。23日、高校生と協議会メンバーが完成した菓子を村山秀幸市長に届け、「寺町にちなんだ物語性があって、どれもおいしい」と太鼓判をもらった。

 

 観光客の声などを受けて寺町独自のみやげになるものをつくろうと、2年間かけて商品としての菓子づくりを進めてきた。食物科生徒8人が2人ずつ4チームに分かれ、「かの子」「かまだ」「紅屋」の3店舗の協力を得て、和洋菓子4種類を開発。寺町の寺院境内に多く植えられている柿やアンズ、クリ、イチジクなどにちなんで果実を取り入れたラスクやタルト、雪景色をイメージしたメレンゲの和菓子、ハス(レンコン)を使ったどら焼きができあがった。

 完成に至るまで、デザインの打ち合わせから菓子づくりの工程まで、何度も試作を繰り返した。ラスクを担当した2年の古市亜由美さんと宮下亜文(つぐみ)さんは、「いろいろな案を出しても駄目で、大変だったけど勉強になった。多くの人に食べてもらい、寺町のことを知ってほしい」と話した。

 生徒は市長に菓子を手渡し、素材や風味、こだわりのポイントを1つずつ紹介。残る作業の1つ、商品名は生徒が候補をいくつか挙げて市長に“命名”を託した。

 菓子は9月30日に開かれる今年の「寺町まちづくりフェスティバル」に合わせて、各店舗で販売を開始する予定。

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