謙信公祭、春日山に戦国絵巻出陣行列に第17代当主が登場2012年8月27日 12時30分 更新 ![]() 郷土の英雄、上杉謙信の遺徳をたたえる「第87回謙信公祭」は26日、祭りのハイライトとなる「出陣行列」(謙信公銅像前―春日山城史跡広場)と「川中島合戦の再現」(春日山城史跡広場)を行った。今年は上杉家17代当主の上杉邦憲さん(69)が上杉謙信役で出陣行列に登場した。
武者姿の上杉軍、武田軍約500人が晴天の下、堂々の出陣。春日山交差点で出陣した武将隊がパフォーマンスを披露。観客から拍手が送られた。 上杉邦憲さんは馬にまたがり、毘沙門天の前立てを付けた甲冑(かっちゅう)姿で登場。沿道の観客が手を振ると笑顔で応えていた。大役を終えた上杉さんは「謙信公が出陣する時はこうだったのかと思うと感慨深い。豊臣秀吉によって会津に移封されてから、414年ぶりに帰ってきたので感無量です」と話していた。 春日山城史跡広場で行われた「川中島合戦の再現」は夕やみの中、幻想的な雰囲気の中で行われ、上杉軍、武田軍による合戦絵巻が再現された。市埋蔵文化財センター敷地内で「戦国サミット越後上越」も行われ、各地のおもてなし武将隊が演武を披露。各地の有名ご当地グルメや上越のグルメを来場者は楽しんでいた。着物姿で踊りを披露するダンスコンテストもあり、華麗な踊りが会場を沸かせていた。 (この記事は1936人に読まれています) ◇8月27日 そのほかのニュース
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