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高校生へ、世界に挑む姿勢語る

障害者クロカンスキー、出来島さん

2012年8月27日 12時30分 更新

高校生へ、世界に挑む姿勢語る

 昨年度から県の「魅力ある私立高校づくり支援事業」を受け、スキーと陸上の競技力向上に取り組んでいる関根学園高(加藤三郎校長、上越市大貫)は25日、障害者クロスカントリースキー日本チーム所属、出来島桃子さん(38、新発田市役所勤務)の講演会を開いた。スキー部員12人が出席し、世界に挑むトップアスリートの姿勢を学んだ。

 出来島さんは新潟大工学部1年次の秋、右腕脇の下に悪性の腫瘍(しゅよう)が判明。2年次春の手術で周辺の神経も摘出したため、右腕が動かなくなった。抗ガン剤の副作用で髪の毛が抜け、カツラを使いながらの生活もあったという。

 クロスカントリーとの出あいは平成11年3月、妙高市で行われた大会出場がきっかけ。地道に練習を続け、トリノ(同18年)とバンクーバー(同22年)のパラリンピックでリレー競技の5位に入賞。今年3月のワールドカップフィンランド大会も射撃を組み合わせたバイアスロンのパシュートで初優勝、ロングとショートで各準優勝に輝いた。

 「何もできないところからのスタートだったが、仕事のかたわらで少しずつしか進歩しなくても、世界の表彰台はうれしかった」と出来島さん。約1年間の入院中から復学後も励ましてくれた高校・大学両剣道部の友人や先輩、現在の大会出場を支えている職場の理解に感謝し、高校生たちに「目標に向かって力を十分発揮できるよう、頑張ってください」とエールを送った。

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