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中学生招き「能・狂言鑑賞教室」

久比岐能、体験で伝統芸能身近に

2012年11月22日 12時00分 更新

中学生招き「能・狂言鑑賞教室」

 久比岐能実行委員会(田中弘邦会長)が主催する第8回久比岐能が21日夕、上越文化会館大ホールで演じられた。先立つ午後2時から市内中学10校の生徒1196人を招いて「能・狂言鑑賞教室」が開かれ、観世流の能「羽衣」、和泉流狂言の「清水」などを上演。能楽鑑賞は初めてという中学生がほとんどだったが、狂言の体験教室には笑い声。600年以上昔に完成し、現存する劇で世界最古といわれる能・狂言を身近に感じる舞台となった。

 観世流シテ方の観世喜正さんが能を、舞と器楽、声楽で構成する歌舞劇と紹介。かつての日本人の歩きを様式化したすり足や、人間ではない霊魂や神霊を演じるのに面(おもて)をつけて成りきる仮面劇でもあると解説した。続く野村扇丞さんの体験コーナーでは、各校を代表する生徒20人が舞台に上がり所作などを試した。腹から絞り出すような扇丞さんの発声には10人が束になってもかなわなかったが、キノコが歩くけいこはちょこちょことかわいらしく、転ぶ人もいて会場に大ウケ。

 狂言「清水」では、人間国宝の野村萬さんがちゃっかり者の太郎冠者を若々しく演じ、観世喜正さんが天人を演じる「羽衣」は、次第にテンポがあがる囃子(はやし)方と地謡にシテの舞も一段と華やか。

 鑑賞を終えて城西中2年の女子生徒は「能は静かだけれどきれいに見えて感動しました」「太郎冠者のウソがばれちゃったところが楽しかった」などと感想を述べた。

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◇11月22日 そのほかのニュース


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