上越タイムス 〜 “上越地域のことが一番詳しく載っている”地域日刊紙

上越タイムスニュース

« 前の記事ニューストップ次の記事 »

大震災被災地の子どもに遊びを

妙高出身の星野さん、月2回現地へ

2013年3月11日 13時00分 更新

大震災被災地の子どもに遊びを

 「子どもにとって遊びとは、生きることそのもの」―。東日本大震災から2年。被災地の子どもたちに、遊びを届ける活動を続けている人がいる。NPO法人「コドモ・ワカモノまちing」の代表、妙高市出身の星野諭さん(34)だ。

 星野さんは旧妙高高原町の生まれで、県立高田高から日本大理工学部建築学科に進んだ。大学院在学中に、都会の子どもの遊び場づくりや若者の人材育成などを手がける団体を設立。5年前に法人化し、首都圏を中心に活動を広げている。

 被災地で暮らす子どもたちの支えを、との思いから、遊び道具を詰め込んだトラック「移動式子ども基地」で現地へ向かったのが平成23年7月。現在も月に2回のペースで“遊びの出前”を行う。復興支援には多くの力が必要と考え、さまざまな人の横の連携をつなぐ活動も行っている。

 同年9月、宮城県石巻市で出会った親子の話をしてくれた。被災して6カ月間、津波の怖さで親のそばを一歩も離れられなかった幼児が、遊びの中で初めて親の手を離れ、駆けだした。「遊びの力ってすごいな」。長く携わってきた活動の力に、改めて気づいた瞬間だったという。

 「今回の震災で、時間・空間・仲間・すき間の4つの間が失われた。これを取り戻すため、10年間は活動を継続したい。今の子どもたちが大人になるまで」。支援への強い決意を、優しげな目に秘めている。

(この記事は1437人に読まれています)


◇3月11日 そのほかのニュース


上越タイムス社公式FB 電子版 会員仮登録フォーム

杉みき子オフィシャルサイト

ニュースをさがす

<<2017/11>>
1920211234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293012

最近のニュース

人気のニュース(1ヵ月間)
Copyright (c) 2006 Joetsu Times.  All rights reserved.