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100年前のレンガトンネル点検

北陸本線の旧親不知トンネル

2013年5月21日 12時00分 更新

100年前のレンガトンネル点検

 100年前のレンガトンネルを歩こう―。糸魚川市は鉄道北陸本線の旧親不知トンネルを遊歩道として整備する事業を今年度始めた。20日から25日まで、業者によるトンネルの安全点検が行われている。

 同トンネルは北陸本線の泊―青海間が開業した大正元年から使われた全長667?のレンガ製トンネル。複線化に伴い新線に切り替わった昭和40年まで使用された。

 親不知コミュニティロード入り口から栂海新道起点の海岸に降りる遊歩道の途中に親不知側の入り口があり、市振側入り口は、すぐがけになっている。これまで鉄道ファンや廃虚ファンを中心に存在が知られていた。人と交通の歴史を知る貴重な遺産として活用しようと、安全を確保した上で、当時の姿のまま遊歩道としての供用を目指している。

 安全点検作業は交通施設の建設コンサルタント会社が担当し、目視や打音調査で現状を確認。はく落しそうな部分をあらかじめ落とす作業を並行して行っている。トンネル内には補修のためレンガをはがし、コンクリートに置き換えた部分もあり、半世紀にわたり鉄道交通を支えた足跡が見て取れる。

 点検の結果、安全が確認された場合は今年夏に市振側出口で折り返す形での供用開始を予定している。市振側出口と親不知コミュニティロード、海岸にある波除観音を結ぶ遊歩道の整備なども検討している。青海事務所の大瀬信明次長は「レンガトンネルは現存が少なく貴重なもの。ぜひ有効活用したいですね」と話していた。

 トンネルは点検作業が終了するまで進入禁止となっている。

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