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「小説くじら学校」を寄贈

小林甚三さん、舞台の上下浜小へ

2013年7月3日 12時00分 更新

「小説くじら学校」を寄贈

 上越市南本町3に住む小林甚三(本名=俊三)さんが「小説くじら学校」(四六判384ページ、ファーストワン)を刊行。2日午前、物語の舞台となった同市柿崎区の上下浜小(志村正幸校長)を訪れ著書を寄贈した。

 くじら学校の異名を持つ同校には明治45年、海岸に漂着したクジラを住民総出で解体、肉を売った益金をバネに、嵐で倒壊した校舎の再建を果たした歴史がある。小林さんはこのエピソードを縦糸に、明治末の学校統合政策や塩専売制を巡って住民が行政と激しく火花を散らした自治の動きを横糸に、きめ細かな歴史小説を織り上げた。

 小林さんは1941年東京生まれ。冶金学技術者として日本ステンレス、住友金属工業でチタン製品の開発に携わった。退職後は地域に貢献する仕事をと、上下浜の歴史に着目。可能な限りデータをそろえる技術者気質で地域に通い詰め、時代の相を克明に浮かび上がらせた。着手から脱稿まで11年。2008年から足かけ3年、「文芸たかだ」に17回連載。高田文化協会が贈る第21回文芸たかだ・同人賞に輝いた。今回、筆を加え単行本で刊行した。一冊2400円と税。知遊堂、春陽館書店で扱っている。

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