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村山市長、2期目に抱負

上越市、指導力発揮へ

2013年10月22日 13時00分 更新

村山市長、2期目に抱負

 20日告示の上越市長選は、現職の村山秀幸氏(65)が無投票で再選を決めた。新任期の始まる11月9日を前に実質的な2期目へ走り始めた。20日夜の祝勝会や21日の記者懇談会で、厳しい現実に市民の理解を得て挑む「勇気と覚悟」を持ち、市民が「可能性と夢」を感じられる努力をすると抱負を述べた。

 1期目の4年間は、地域事業費の枠撤廃や公の施設の再配置、第三セクターの経営健全化、行財政改革など「役所や市の体力をつけ、中長期的に持続可能となる上越市の計画づくり」を進めてきたと自負。合併特例の段階的縮小に伴う普通交付税の減額が始まる平成27年度以降の財政シミュレーションの策定を担当部局に指示、11月末にも公表する考えだ。

 地域事業費枠撤廃など“合併時の約束”に踏み込んだことを念頭に「歓迎されない事実もきちんと説明し、勇気と覚悟を持って前に進みたい」と、一層の財政健全化策へ指導力を発揮する覚悟をうかがわせた。国に対しては、合併を受け入れた地方の窮状をあらためて訴えるとした。

 北陸新幹線開業や高田開府400年に加えて、市町村合併も当市の魅力を引き上げる「可能性と夢」と強調。その可能性を具体化し、「一人ひとりの夢をはぐくむのが行政の役目」とつなげた。市長の夢は「私たちが住むまちの自然や歴史、文化、風土を大事にする」市民の意識改革と述べた。

 可能性を高めるとする市町村合併で「して良かったと実感できる取り組み」を検討中とし、13区で見え隠れし、旧市域でも潜在化する市役所との距離感の不安払しょくへ、「建物が遠くても心は近くにある」と感じてもらえる、寄り添う姿勢を徹底すると強調した。

          ◇

 村山氏は21日、上越市役所に2度目の“初登庁”した。玄関ロビーで副市長や教育長、部長級ら職員約150人が拍手で迎えた。

 午前9時に公用車で市役所正面玄関に着いた村山氏は、拍手で出迎える職員の中を「よろしく」と声を掛け、足早に市長室に向かった。

 初当選の時と異なり、あっさり終わったセレモニーに、多くの職員が拍子抜けの表情。職員の1人は「市長らしくて良かった」と、村山らしさの表れた初登庁だったと話した。

          ◇

 上越市長選で無投票再選を決めた村山秀幸氏(65)は、当選から一夜明けた21日、自然体で朝を迎えた。

 事務所での祝勝会後、地元・大潟区の後援会からあらためて、当選を祝われたという村山氏。午後10時ごろ就寝し、起床は午前6時前と普段通り。朝食は同居の父母や妻に加え、応援に駆け付けた長男、二男の嫁と6人で取ったという。

 笑顔で花束を受け取る写真を1面に掲載した同日付の本紙をにこやかに見つめながら、「2期目はこれまでの延長線。良いこと、大変なことを含めていろいろなことがあるだろうと感じているが、何も考えずに朝を迎えられた」と、気負わない様子だった。

 

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◇10月22日 そのほかのニュース


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