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雪で輝く上越の食、雪中貯蔵でおいしく

雪だるま財団がセミナー、特製弁当も試食

2014年3月13日 12時30分 更新

雪で輝く上越の食、雪中貯蔵でおいしく

 上越市安塚区の雪だるま財団は12日、ホテルハイマート(上越市中央1)で、雪冷熱エネルギーを活用した雪中貯蔵の可能性を考えるセミナー「雪で輝く上越の食」を開いた。市民ら100人以上が出席。雪中貯蔵の研究成果発表、民間の取り組み紹介のほか、雪中貯蔵食品を使った特製弁当が供された。

 「雪中で食べ物を保存するとおいしくなる」。雪中貯蔵の優位性を確かめようと、同財団は平成23年度から上越市の委託を受け、日本酒、米、コーヒー、食肉、リンゴの5品を調査。このほど結果がまとまり、特に日本酒で効果が見られた。

 この日は、日本酒の調査に携わった岩野君夫・秋田県立大名誉教授(旧大島村出身)が基調講演。雪中貯蔵した酒は、不快な臭いとされる「生ひね香」の原因成分が抑えられ、品質に優れていることを報告した。

 続くパネルディスカッションは、JAえちご上越営農生活部の岩崎健二さん、NPO法人食の工房ネットワークの斉京貴子さん、原酒造の石黒芳和さんが、雪下野菜の生産や雪中貯蔵酒製造の取り組みを紹介。「雪国だからできる野菜生産を」「雪下に入れたら手間がかかるがおいしい、というストーリーが販売するのには大事」などと語った。

 雪中熟成コシヒカリや豚ロースのグリル、雪そうめんなど、雪中貯蔵食品をふんだんに使った、ホテルハイマート特製弁当の試食会も。市内の宿泊体験交流施設で調理を担当する浦川原区の女性(64)は「とてもおいしい。こういう材料で料理ができたら面白そう。雪室の設備を作ることが大変そうだが、雪はたくさんありますからね」と笑顔を見せていた。

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