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郵便の父・前島密、有志が顕彰会発足

新幹線開業、生誕180年へ上越から発信

2014年4月17日 12時00分 更新

郵便の父・前島密、有志が顕彰会発足

 近代郵便制度を創設した、上越市下池部出身の前島密(1835?1919年)の遺徳を顕彰し、広めようとする機運が生誕の地・上越で高まっている。北陸新幹線延伸開業となる来年、密生誕180年の節目に合わせ、観光誘客とともに郷土が輩出した傑物をより多くの市民に知ってもらいたいという狙い。

 活動を始めたのは「郷土の偉人前島密翁を顕彰する会」(堀井靖功会長)。高校時代の同級生7人が立ち上げた。きっかけは、昨年4月に衛星テレビで放送された密の生涯を描いた番組「余地の人」を、メンバーの1人が視聴したことから。

 一般に「郵便の父」として知られるが、鉄道敷設、江戸遷都建白、新聞発行、陸運会社設立、早稲田大創設など、近代国家を形づくる功績を数々残している。

 これらの足跡は、地元上越でも十分に認知されていない。そこで、高田開府400年、北陸新幹線開業で沸く上越が生んだ偉人の生誕180年を発信する絶好機として、地元からの機運盛り上がりに力を入れている。

 本来、木戸孝允、西郷隆盛、大久保利通の「維新3傑」や、志士の坂本龍馬らと並び称されるべき人物と評価する識者は多いが、一般にその人となりは知られていない。

 メンバーらは、密の訓にある「縁の下の力持ちになることを厭(いと)うな」に代表される性格に加え、その実務能力を高く評価した新政府が幕臣ながら異例の登用をするが、「それ故に表舞台に出ることがなかったのではないか」とおもんぱかる。

 会長の堀井さんは「密翁の計り知れない功績と人柄を、まずは生誕の地、上越の方にもっと知っていただき、誇りとしていただきたい」と話し、生誕180年の来年に向け、官民挙げた機運醸成の「旗振り役」を務めたい考えだ。

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◇4月17日 そのほかのニュース


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