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帆船型スピーカー「凛舟」を試験導入

上越地域医療センター病院、精神安定に効果

2014年8月8日 12時00分 更新

帆船型スピーカー「凛舟」を試験導入

 上越市南高田町の上越地域医療センター病院にこのほど、帆船型スピーカーが登場した。「凛舟(りんしゅう)」と呼ばれ、加茂の桐箪笥(たんす)職人が製作した。本県産最高級桐の振動で奏でられる音色は、精神安定に効果的で緩和・認知症ケアで臨床結果が認められているという。

 「凛舟」は、上越タイムス社主催で緩和ケアをテーマに開かれた「天上の音楽」を企画した日比野音療研究所(新潟市)の日比野則彦代表の発案。作曲家、サックス奏者として知られる日比野さんは、癒やしの音楽にも力を入れてきたが、死に直面して好きな音楽を聴けない友人を目の当たりにした。

 アメリカの終末期医療におけるハープセラピストをヒントに“聞かせる”から“求められた音楽を奏でる”必要性を痛感。「聴く人に寄り添った音楽」を追求する中で再生システムにも着目。さまざまな素材、仕組みを試行し、加茂の桐製帆船型スピーカーに行き当たった。

 長岡技科大の実験で、従来型と比較して「心地よさ」を35%向上させ、「不安」「恐れ」を55%減少させる結果が得られたといい、見た目による癒やしも意識した形状。

 昨年春に都内医院に設置し、センター病院は2例目。小さな音量で遠くの病室まで音が届き、「聴いているという感覚を超え、自然に聴けている」(日比野代表)。看護師も癒やしを感じているといい好評という。

 発売は9月で、オリジナル楽曲とセット。試験設置の希望も受け付ける。問い合わせは日比野音療研究所(電025・378・2414)へ。

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